壊れせんべいがすき。

粒焼きからこぼれ落ちた更にどうでもいいような粒つぶ。

徒然に昨日の話。

久し振りに近所の小さな古本屋を覗いてみた。

雑多に本が積み上げられた狭い店内。

どの本もうっすらと埃を被っていて、ここの店主は決して本が好きだからこの商売を始めたんではないことがよく解る^^;

で、奥に暖簾が掛かっている怪しげな小部屋がある。

ま、エロ本コーナーなんだけど(笑)

 

店主はちょっと胡散臭いオッサンである。

いつ行っても、またはいつ通りがかっても誰かと電話で話している。

愛想はいいんだけどそれもまたどこか胡散臭い愛想の良さ(笑)

 

そんな店の埃を被った本より、新品かと見間違うほど綺麗な本が売っているブックオフなんぞの方が居心地がいいのだが、以前、本を売りに行き、突っ返されたことがある。

『本のカバーをしおり替わりにしていた痕跡がありますので。』と。

え・・!?こ・・こんせき・・!?

アンタは科捜研の女か何かかね!?

しかしその通りである^^;

なんかすんません(;;;゜ω゜;;A)

・・と誰に謝っているのか解らんが何か悪いことをして怒られたようなバツの悪い心持ちでその時はそそくさと店を出た。

それ以来売りに行くのは諦めている。(ちゃんと綺麗に読めばいいでしょうが^^;)

 

で。

その怪しげな古本屋で昨日は怪談本を3冊買った。

一冊108円である。

アンタんとこ年間300万もいってないのにちゃっかし消費税とるんか~^^;

確か最初の消費税導入の際にそんな条件だったと思うんだけど、今となってはもううやむやになっちゃったことなのか。。

とも思いつつ、財布から324円取り出した。

・・と思ったら1円足りなかった^^;

『あ・・1円足りないか・・』と呟いたら

『じゃあ1円あげるよ。ハイ。』

と言ってオッサンは私の手のひらに1円玉をポトリと落とした。

( ゚ω゚):;*.’:;ブッ ww

思わず、『え?ど~ゆ~こと!?』と叫んでしまいましたよ(笑)

で、1円が増えて324円になったお金をそのままオッサンに渡した。

 

何だか知らんけど楽しい気分で店を出た。

 

 

・・という話を友人にしたら、『え~!何それ!あげるよ、ってなんか上から目線じゃない?1円おまけしますとか言えばいいじゃんねぇ~』とちょっと憤慨していた。

 

あれ??そうなの??^^;ソレって怒ることなの??^^;