壊れせんべいがすき。

粒焼きからこぼれ落ちた更にどうでもいいような粒つぶ。

京都に何が!?

今週の土曜日、父の墓参りに行くことになった。

台風後の墓だから凄いことになってるだろうて。

 

駅から墓までずいぶん歩くので、足が悪い母だけ抜けてここ何年かは妹と二人で行っている。

先日母から電話があり

『いつお墓に行ってくれる?14日から16日はお父さん、家に来るからお墓にはいないよ。』

と言う。

あ、そうですか~^^;

まるで普段父は墓に住んでて家に遊びに来る、というような言いっぷり(笑)

私は基本?お墓に父はいませ~ん眠ってなどいませ~ん♪と思っているのだけど、母は母なりの思惑でもって父の所在をあれこれ決めているのだろうて。

まあ、お盆ってそういうものなんでしょうけど。

 

 

ところで。 

祖母は私が赤ん坊の頃、疎開先の福島で亡くなっている。

息をひきとる間際

『京都の鐘の音が聞こえる・・』

・・と呟いたらしい。

福島にいて京都の鐘の音。

何で京都なんだろうね?京都に行きたいなんて言うのを聞いたことがないのに、、とまわりは不思議がった。

 

京都の鐘、ってずいぶん大雑把だけど^^;

きっと聞こえたんだと思う。または飛んでいったのかも知れん。

 

んで。

登場人物が多すぎてアレですが。

福島に住む叔父は、一度死にかけている。

除雪車に巻き込まれて生死を彷徨った。

その間、夢を見ていたと言う。

どこまでも続く参道にぼんぼりがずらりと並んでいる。

今まで見たことがないような、この世のものではないような美しさだったのだと。

あまりに綺麗で見とれてたべさ~と。

臨死体験かどうかは分からないけど。

そして、そこも『京都のお寺』だったのだと。

 

祖母は京都の鐘を聴き

叔父は京都の寺でぼんぼりを見る。

 

・・・一体、うちの親族と京都と何があるのだ!?^^;

 

んで。

父は京都が大好きだった。

実家には父が毎月購買していた京都の寺の本がある。

 

皆、京都好きだったのだろう。

もう誰ひとりいなくなってしまったので聞けないけど。

 

 

今頃は、こぞって京都に寄っているのかも知れん。

毎年母がナスとキュウリで作る、足が不揃いの(何でちゃんと切れないんだろ^^;)牛や馬に乗って。

ロデオかよっ!と突っ込みながら、ガコンパコン、と。