石に纏わる薄い話、あれこれ。
山に登ると『やっほー!』と叫びたくなるように。
夕日に向かうと『青春のばかやろー!』と叫びたくなるように。
海に向かうと『○○君、好きよー!』と叫びたくなるように(予想)
川に行くと私は河原の石を拾いたくなる。(叫ばんのかぃ^^;)
で、拾ってどうするかっつーと、まず、コレは何に似てる、とか言いたいのだ。
そして本当は出来れば絵の具でそんな石ころに絵を描きたいのだ。
50年ぐらい前、私がOLになりたての頃(何歳であるか!^^;)
社長が営業の人たちに以前
『河原で石拾って、それに絵を描いて新宿で売ってこい!』
と、無理難題を押し付けていたことを知った。
どんだけの営業力が必要なんだ!^^;
てか、ソレは営業力とか画力、という以前に『詐欺』ではないのか。
まぁ、もっと詐欺な営業もいっぱいあるし、確かに何てことない石や木をステキに加工したり絵を描いたりしてフリマで売ってたりもするんだけど。
果たしてそれを本当にやったのか、やったとして結果はどうだったのかは聞かなかったけど。 聞けば良かったけど。
櫛と鏡は道端で拾うな、と聞く。
女の情念が篭っているからだ、と。
んで、石もまた拾ってはいけないと言う。
情念、ではなくて怨念つーか、とにかく霊が憑きやすいから、ですと
(;;;゜ω゜;;A)
ホントかどうかは別としても、石は偶然そこに転がってきただけなので、あとは移動可能なモノ、というよりそこにあるべくして来たもの、という気がするので拾ってくるのは気がひけるのだ。
なので、子供が小さい頃はよく多摩川に絵の具とおにぎり持って行き、好き勝手にいくつかの石に絵を描き、そのままそこに置いて来た。
もう、水に浸かる、ということは無いとは思うが環境的にどうなのか、とか、下手な絵が描かれた石ころがゴロゴロあって外観的にどうなのか、、と、ちょっと後ろめたかったのでそのままそそくさと立ち去ったのだが、後日、石の裏側?に全部ウチの苗字を書いたと子供から聞いて青くなった次第であった。
現在も・・。
石に対する興味はあるけれど、名前とか特徴なぞ何も知らない。
ただ、つらつら~っと眺めているだけ。
図鑑や人様のコレクション本なんかを見ることだけで満足している。
石好きなのは、石頭だった父の愛蔵?していた『鉱物図鑑』を小さい頃から眺めていた影響もあるかも知れん。
石と言っても宝石にゃー全く興味がなく、くれるというのなら喜んで貰うけれど即現金に替えるであろうぐらい興味が無い。
宝石になる前の段階である天然鉱石の方がずっと好きなのだ。
あっ。(;;;゜ω゜;;A)
でも、アレは厭である!
あの・・虫とかが閉じ込められている琥珀!
虫入りとそうでないものもあるらしいけども。
虫の死骸を首からぶら下げてどうすんだ!(;;;゜ω゜;;A)
・・・と思う。
(好きで持っている方や形見で大事にされている方は、大変すんまそ!スルーされたし^^;)